CHATEAUGISCOURS / シャトー・ジスクールシャトー・ジスクールの240haを超す広大なブドウ園(ブドウ栽培地はその3分の1以下)は、ラバルドと呼ばれる、マルゴー・コミューンの最南部に位置している。一時期荒れていたこのブドウ園は、1952年、タリ一族によって息を吹き返し、品質・名声ともによみがえった。ピエール・タリは1970年に経営権を強め、また、ボルドーの代表的なスポークスマンともなっている。1980年代前半まで、彼は、ボルドーのシャトーを、ボルドー・ワインの価値の向上というひとつの目標のもとにまとめる団体、「ユニオン・デ・グラン・クリュUniondesGrandsCrus」の会長を務めました。豪壮なジスクールのブドウ園は、メドックでも最大級で、足を運ぶだけの価値はある。シャトーは、古い木々に覆われた美しい公園の中にある。ここ20〜30年間のワインづくりのスタイルは秀逸である。1980年代を通じて質が低下したのを除けば(この時期のワインは商業主義があからさまで、たるんだ、ソフトなものだった)、ジスクールのワインには、深みのある、場合によってはかなり濃い色や、手応えのある凝縮味、たっぷりのタンニンによる筋肉質で豊かな組み立てが持ち味になっている。またジスクールの場合には、「はずれ年」でも、品質の点でボルドーの大半のシャトーを上回っている。実りが悪い年には収穫したブドウを60度で30秒から60秒加熱して、色と果実味を抽出する装置を使っているのもその理由のひとつだろう。この方法はほかのワイナリー経営者から嘲(あざけ)られはしているが、不作のヴィンテージでも、ジスクールの成績は見事なものである。1990年、ジスクールは、ブドウから逆浸透で余分な水分を抜き出すハイテク装置を、メドックで初めて導入している。ロバート・パーカー著「ボルドー」第3版より抜粋 |
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商品説明 1975ジスクールは、ボルドー1975年の中でで大成功を収めたシャトーのひとつ。ジスクールの場合には、「はずれ年」でも、品質の点でボルドーの大半のシャトーを上回っている。実りが悪い年には収穫したブドウを60度で30秒から60秒加熱して、色と果実味を抽出する装置を使っているのもその理由のひとつだろう。この方法はほかのワイナリー経営者から嘲(あざけ)られはしているが、不作のヴィンテージでも、ジスクールの成績は見事なものである。1855年のボルドーの格付けを反映したジスクールを探すなら、驚いたことに79.78.75年まで遡らなければならない。1975年(2001年試飲)は、ゴージャスでリッチで凝縮感がある。このシャトーの可能性を反映したワインとなっている。(ボルドー第4版)※何分古い物のため、経年による汚れ等が若干あります。ご了承くださいませ。【お願い】このようなオールドワインは、商品到着後、少なくとも1か月は休ませてあげてください。 商品カテゴリ ワインセラーウメムラ!店 フランス ボルドー マルゴー&オー・メドック&メドック他 ジスクール 食品ドリンク、水、お酒ワイン赤ワイン 商品コード 1-24160400189112